バストアップに育乳ブラは効果があるの?補正下着との違いとは?
「バストアップをしたいけど、育乳ブラって本当に効果があるのかな?」と密かに疑問を抱いている女性は多いかも知れませんね。
ワコールと宝島社が10歳代~50歳代の女性5,664人に、自分のバストやブラジャーに関する意識調査を実施した結果が発表されています。年代を問わず、バストに関する悩みは「小さい」が41%で、とび抜けて多いのです。
つまりあなだたけじゃないのです。意外とみんな同じ悩みを持っているんですね。
さて。
あなたは胸を大きくしてくれる育乳ブラというブラジャーがあるのをご存知でしょうか?
歌手・役者・俳優・タレント・モデルなど多様なジャンルで活躍している優木まおみさんが、「育乳ブラでバストが大きくなった」と話をしたこともあって、育乳ブラという言葉を聞いたことがある人は増えているのではないかと思います。
バストアップやケアに関しては、より若いうちから始めるのが理想的です。20歳代は女性ホルモンも、新陳代謝も活発なので、今のうちからバストアップを始めてみてはいかが?
今回は育乳ブラと普通のブラ・補正下着との違いや、効果などについてご紹介します。
育乳って、いったい何のこと?バストアップと育乳の違いについて
育乳は文字の通り、乳房(胸・バスト)を綺麗に大きく育てることをいいます。成長期の女性は自然に胸が大きくなりますが、それは別として意識的に大きく育てるというものです。
育乳とよく似ている言葉にバストアップがありますよね?
ほとんど同じような意味ですが、育乳は「バストを綺麗に、大きく育てること」という1つの意味しか持たないのに対して、バストアップには
- バストを大きくすること
- バストの位置を高くすること
- ブラの力によってバストを大きく見えるようにする
という3つの意味や解釈があります。
「一時的に、胸に谷間を作りたい。バストを大きく見せたい。」なら見せるバストづくりができる方法や商品で補うことが可能です。また「根本的にバストを大きくさせたい」なら、育乳が期待される方法や商品を利用することになります。
一般的な普通のブラと育乳ブラの違いは、どんなところ?
まず一般的なブラと、胸を大きくしてくれる育乳ブラとは、どんなところが違うのかというと3つの点が挙げられます。
カップ
一般的なブラはカップの上や脇から、バストがプクッとはみ出してしまいます。若い頃のバストはハリや弾力があるのでカップからはみ出していたとしても、そんなに気にならないもの。
でも加齢や出産・授乳などの影響で柔らかく、ハリも低下し垂れてくるようになると、ブラジャーのカップからバストがはみ出すことでバストのお肉が脇に移動してしまい、バストのボリュームが少なくなってしまいます。
「私はまだバストにハリがあるから大丈夫!」と油断すると、はみ出しが少しずつ癖になってしまい、同じ年齢層の人よりも早くバスト下垂が進行してしまうことがあります。
育乳ブラは一般的なブラよりもカップが大きく、脇の周辺までカップが伸びていて、バスト全体を包み込んでくれるのです。
肩ひも
一般的なブラは肩ひもが長く持ち上げる力も強くないので、重力に抵抗することができないバストは、だんだん下垂していきます。下向きになり、垂れ下がったバストは少しずつ左右や脇に流れていってしまい、バストのお肉は脇近くの皮下脂肪になってしまいます。
育乳ブラは一般的なブラよりも肩ひもが短く、高い位置でバストを持ち上げて両鎖骨の内側とバストトップで正三角形になる位置でバストを保つことが可能。
アンダーベルト
一般的なブラはアンダーベルトで締めつけることで、脇や背中・腰のお肉がプクッとはみ出してしまいます。女性は年齢を重ねると共に食べる量は変わらなくても、皮下脂肪が増えてしまう傾向があります。これは基礎代謝が低下するからです。
その点、育乳ブラは一般的なブラよりも、アンダーベルトの幅が3~4倍広くなっています。抑える面積が広範囲になるということは皮下脂肪をはみ出させずに、上半身をすっきりと見せることができるのです。
脇の部分からはみ出していたお肉をカップの中に入れてしまうことで、ボリュームのあるバストを表現しつつ、着けつづけることでバストに脂肪を移動させる効果も期待されます。
バストアップや胸を大きくするのに、補正下着と育乳ブラで違いは?
補正下着と育乳ブラの違いは、どこにあるのかというとその機能にあります。
補正下着は育乳ブラと違い、バストの形を補正して身体のラインを整えることを目的としているのです。
対して育乳ブラはバストをより豊かに見せるだけでなく、綺麗に大きく成長させることも目的としています。
ですからバストの型崩れや、身体のラインが気になるという人は補正ブラを。今よりも胸を大きくしたいとか、バストアップをしたいという人は育乳ブラを選択するとよいでしょう。
バストアップや胸を大きくする効果あり!?育乳ブラの仕組み
バストは10%が乳腺で、残りの90%は脂肪によって形作られています。
「若い時と比較してバストの形やサイズが、変わって来たなぁ」と感じるならば、バストの悩みに加えて脇・背中周辺の脂肪が気になり始めていませんか?
その気になる脂肪は実は本来ならば、バストにあった脂肪なのです。どういうことかというと、「私の胸、若い時に比べて小さくなっちゃったな」と思っていたバストは、脇や背中周辺に移動していたのです。
だから移動してしまった脂肪を元のバストの位置に戻すことができれば、元通りのバストに戻ることが可能になるわけです。
その移動してしまった脂肪を寄せ集めるお手伝いをしてくれるのが育乳ブラで、カップ内に収めて固定させることで胸を大きくすることを目的としています。
「乳を育てる」のが育乳かと思ってしまうイメージがありますが、実際は小さいバストが毎日少しずつ成長するのではありません。
20歳代後半くらいから、バストの下垂が少しずつ始まります。ツンと上を向いていたバストはハリがなくなって下を向き、柔らかくなるのです。
左右に流れたバストは年齢を重ねると共に増えていく皮下脂肪と一緒になって、バストが小さくなってしまいます。
育乳ブラは余分な脂肪を抑えながら、はみ出させないでバストをきちんとカップの中に収めて、正しいバストの位置を保つことで美しいバストライン、ふっくらとした胸のボリューム、そしてスッキリとした上半身へ変えていくことが期待できるブラなのです。
バストアップに育乳ブラは効果あり。だけど食事の管理も、その1つ
20歳代でバストが気になってしまう人の中には結婚・妊娠・出産・授乳を経験しているママもいると思いますが、授乳はバストが下垂する大きな要因です。
バストアップに関する商品や品物は妊娠中や授乳中には、残念ながら使うことができません。
でも授乳後からは使用することが可能になります。授乳後は、ちょうどそのタイミングからバストが垂れてくるので、バストケアを始めるのに最適です。
「結婚や妊娠には、まだ縁がない」という人もバストアップに関することは、早め早めに行うのが正解。そうすれば10歳代後半のような、ハリのあるキメ細やかなバストを手に入れることが可能です。
育乳ブラで胸を大きく綺麗に育てることも大切ですが、あまりスマート過ぎても育乳ブラの効果を実感できません。
バストアップを目指したいなら鶏肉(ささ身や鶏むね肉は脂肪が少なく、おすすめ)や乳製品など、たんぱく質を含む食品や女性ホルモンによく似ている成分が含まれる大豆・大豆製品を摂ることをおすすめします。
また胸を大きくする効果が期待できるボロンという成分が含まれるナッツ類、果物類、海藻類、キャベツを意識的に摂取するのもよいでしょう。